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いよいよ

自民党の経済政策が 功を奏したか?なんだか、景気は落ち着いているように思えます。
この2ヶ月間 あ!っと驚くような巨大企業の倒産はありません。
なんとなく、株価も上昇気味、まだ、1万円は割っているとはいえ、一時の7000円というような時期は去ったようです。

で、選挙ですね。おおよその予想では 民主党が有利です。民主党の主な政策の中には、高速道路無料・子育て支援金・道州制などが聞こえます。これらは 我々庶民の生活には うれしい政策です。

ただ、同時に 政権が変わると最初の頃は 実際にはばたばた落ち着かない期間があると思われます。自民党も官僚も 今度は反対勢力として民主党を攻撃するでしょう。


実は、この先約半年〜1年の間 多くの企業が倒産に追い込まれる可能性が高いのです。

民主党がいいか?悪いか?ではなくて 政権が変わる事自体が 社会・経済に悪影響を及ぼす事があります。ただ、この「悪影響」というのは 表面上のことで、長い目で見れば「よい影響」でもあります。

これまで、自民党の議員に 賄賂・献金をして仕事を受注していたような 西松建設のような会社は 民主党になれば当然売り上げは下がります。また自民党議員をお金で動かして、建築基準法を自社の都合のよい内容に変えていた ハウスメーカー各社は、もうそれも通用しません。

政権交代の直後、これらの大手企業が民主党を攻撃すると思います。株価は下がり売り上げも上がらない、不渡り倒産の道を進む会社も出るでしょう。

そのときに 我々庶民はうろたえてはいけないのです。これらの倒産は、ただ自然淘汰されたもの。
もっと早く倒産すべきだった悪徳企業が 自民党に賄賂を渡すことによって 生き伸びらえていたに過ぎない企業なのです。長い目で見た場合、その瞬間にたくさん職を失う人が生まれようと、自然淘汰を推し進めなければならないし、それが数年後にはよい方向へ進むのです。


おそらく、民主党政権になった後の約1年間には 大手ゼネコン・大手電気メーカー・大手ハウスメーカーなど 何社も 倒産すると思われます。でも 世間がうろたえてはいけません。



まあ、いずれにしても 自民党政権は終わらせなければなりません。

僕の記憶では もう10年20年以上まえから 僕がまだ学生だった頃から 「天下り」の問題はニュースでクローズアップされていました。

その都度、なんらか訳のわからない指導・法律・届出などの ザルのような法律が生まれ規制をかけているような振りをするだけで この問題は数十年前と何にも変わっていません。

日曜日のテレビなど、未だに自民党の議員が

「天下りの問題をですね〜今後は全面禁止の方向で〜」なんて話しているのを見ると、率直に言って

「こいつは、バカじゃないのか?」と僕は思います。


いよいよ あと1ヶ月後には 民主党政権が始まります。直後は社会も混乱するでしょう。
でも、これを理解し、我々は選択した政党を信じ、支えていかなければならないと、私は思っています。

建築ブローカー

ブローカーといえば 聞こえは 悪いですが わかりやすく言うと 「営業マン」です。

住宅を販売している 1人1人の営業マンたち。
彼らは 実はブローカーと呼ばれる人がやっている仕事ぶり、と大差はありません。

要は、住宅という商品を、あたかもその専門分野の人間であるかのごとく 住宅ローン・税制・構造・仕上げ・工法にまで会話を繰り広げ、契約受注をするが、実際の工事には一切立ち会わないで、リベートだけを貰い受ける、という立場の人たち。

とかく、実直でまじめ、腕のいい職人さん という方々は、無口でおべんちゃらの言えないタイプの人が多いようで、本来ならこういった方々に直接工事を発注するのが もっとも安くいいものが出来るはずなのですが 実際には少ないです。

これは 1人の職人さんに限らず、大手中堅の建築会社でも、施工能力は高いのに、営業力が弱い会社は 口先だけの営業会社の下請けにになる事が多いですね。

私が設計を手がけた物件でも、工事の直接の発注は 大手住宅メーカーの○○社と契約をするが、実際の工事が始まってみると、その会社の社員は1人もおらず、いわゆるサブコンといわれる、別の施工会社の社員ばっかり。
 よくよくその現場監督さんに聞いてみると、契約金額の30%を受注した大手住宅メーカーが自動的にピンはねするそうです。
残りの70%で無理やり工事を仕上げようとしているので、「予算がない、予算がない」とばっかりつぶやいています。また実際に手抜き工事も横行しています。

サブコンの会社は、「うちは営業力がないので仕方ない」 「予算が厳しいので仕方ないから手抜きをする」 と言います。


発注者である 建築主さんにとっては たまったもんじゃありません。
大きなお金をちゃんと支払っているにもかかわらず、元受がその30%をピンはねするため、実際に70%の建物にしかならないのですね。

建築主は、3000万円のローンを組んで、支払っているのに、実際の建物は2100万円相当のものでしかないのです。まるで建売住宅の値段です。

こういった 悪いお金の流れを変えるためには、 一重に、発注者の意識改革を必要とします。発注者である 建築主様が、「大手なら安心」なんて空虚な価値観を捨て、本当の価値はどこにあるのか?気づいていただければいいのです。

そのためにも、ブログを更新して行きたいな と思っています。

鉄骨構造

鉄骨構造。

十数年前に ハイテンションボルトなる接合方法が開発されて メキメキとそのシェアを増やして、今では高層建物でも、特殊な形状の建物でも何でも鉄骨で可能で、建築の主要構造形態になってきました。

以前は 高層建物っていうと、RCと決まっていたのですが、今は鉄骨が多いですね。

やはり 工期が短く、施工値段も安くなってきて 管理もしやすい 工事がきれい、構造も丈夫といい事だらけの鉄骨造は、今後も増えていくでしょう。

んでも、この鉄骨造の唯一にして最大の 問題点は、「耐火性能」です。
通常は ロックウールを吹き付けたり、耐火ボードで囲ったりして、その耐火性能を担保します。

多くの鉄骨構造の建物は この2つの後施工の工事を行っているでしょう。

ただ、問題点もあります。

この耐火保護の工事は 100%間違いなく、鉄骨を完全に被覆することは実際には 不可能なのです。鉄骨はブレースという ターンバックルの筋交い。H型鋼材は、当然Hの形状をしていまして、そのH鋼材が縦横斜めに接合している部分。など、完全に被覆しきれない 部分が生まれます。

実際の施工風景は、この耐火被覆しきれない、構造材の接合部は、「無視」されて

「まあ、このくらい しておけば問題ないだろう」って感じで、進んでいきます。実際には わずかでも数センチの隙間に 火に弱い鉄骨材が露出した部分が見えるのです。多くの現場監督・設計者はこの隙間に 苦労をしています。

だって、図面上では 「被覆する」と書き込めるけど、実際に施工できないのです。

耐火被覆の施工業者さん、軽鉄工事の施工業者さんなら、この意味はわかると思います。


昨今の建築瑕疵担保保証の、問題がありますが、この被覆の問題が、そこで、浮き出てくる可能性があります。

5月24日のビフォーアフター

この番組 時々 ちゃんとした設計士の方が出るのです。今回がそれ。
しかも、施工業者さんも プロでしたね。

ちゃんと仕事された建物はわれわれ同業者が一見すれば すぐにわかります。
細かいようですが 入り隅の納まり タイルの割付、フローリングの割付、額縁の収まり。。。

一般の施主さんなら 気にも留めない小さな納まりですけど、室内に居て精神的な落ち着き感がやっぱり違います。

やはり 特筆すべきは 手作りのトップライトでしょう。こういった金属部品をオリジナルで作り出す作業は にわか建築デザイナーには出来ませんね。(ん〜でも もしかしたら 設計者さんはデザインだけして 優秀な施工業者さんが 製作したのかも知れませんが。。。)

なんとなくですが、フローリングに漆を塗装する作業も、手馴れた感じでしたので、この設計士の方は本当にこういった作業をやっておられるのではないか、と想像します。


今現在 普通に販売されている 建築部品をただ単に組み合わせて 設置するだけなら設計士は要りません。インテリアコーディネーターで十分。
でも、建築設計士となれば、材料を選択して1つの部品を作り出すこともしてくれます。

これで、我が家は 世界にたった一つの住まいになるわけですね。





職人の二極化

大工さん、電気屋さん、左官さん、クロス屋さん。。職人さんにはいろんな職種がありますが、どの業種も、その中で二極化しています。

1つは 丁寧にこつこつ 本来の職人として 仕事に従事するタイプ。決して大きく儲けるわけじゃないけど、基本的には仕事の価格は高いです。
毎日 金額の高い仕事をするというより、自分の信用できる人の仕事、自分がやりたいと思った仕事を 必要なときにだけするタイプ。

 よく 京都とかには そんな技術の高い 大工さん・職人さんがいらっしゃいます。一日の日当が何万円もつく場合がありますが、その仕事に対して自分の責任感をもって金額以上の答えを出してくれます。

もうひとつは、マンションなどのビルばかりを工事している職人さん。施工単価が安く、きれいに仕上げることが 自慢です。いつも価格競争にさらされ、短い工期の中 夜の接待もしながら仕事をします。
もうひとつ こういったタイプの職人さんは 書類・写真・施工要領・保険関係・安全教育などが非常によくいきわたっています。



この2種類の職人さん 僕が感じる範囲では 同じ仕事をした場合、施工金額・施工時間はたぶん倍くらい違います。

京都のA工務店なら100万円かかる仕事を マンションをよくやっているB社にたのむと たぶん半額で済みます。もちろん工期も半分です。


腕がよくて工期も短く、金額も安い、しかも書類・写真など完璧にそろえ、発注者にプレゼンテーションもできる後者の職人さん。あるいみ完璧に見えますよね。。。




でも、後者のような マンション対応職人さんには、大変申し訳ありませんが あえていいます。

僕の目からみて 後者は手抜き工事のオンパレードです。確かに完成した仕上げはきれいですが、中身は悪いです。

たとえば木材を固定する大工さん。前者ならカンナで削りペーパーで研磨し木材をその現場に固定しようとしますが、後者の大工さんの場合 現場で加工することはほとんどなく、設計図の寸法通りに作成してきたものが、現場に収まらないけど あとは知らん!自分は自分の仕事をするだけだ!と接着剤で貼り付けて完了!みたいな感じです。

これは大工さんに限らず、そのほかの職種によっても その仕事に対する姿勢みたいなものが正反対なのです。

例えると、前者は奥さんの手料理。僕の体調・健康状態を眺めながら 費用もコントロールしながら手間をかけて体によい料理を作ってくれます。

後者は ファーストフード。確かに健康にいい素材も使っている、味もいい、金額も安い・店もきれいで清潔。でも毎日食べてると体を壊します。
やはりそこには 体にいい素材を使っているけど、悪い素材も一緒に入っているし、食べる人への愛情・気遣いが存在しない。ファーストフードの店員に 「あなた食べすぎだから もう少し控えたら?」なんて言われた人は皆無でしょう。安いといってもその金額の中には 広告宣伝費も会社の役員給与も含まれています。


私も少ない経験の中で、この2種類の職人さんたちといろいろ接してきました。ただ、いつもこの後者のタイプの職人さんには がっくりさせられます。安い工事金額なので なんとか早く仕事を済ませて自分の利益を確保したい という姿勢。まあまず、建物がよくなるために働いている人はいませんね。

今日も そんな職人さんに会って ついブログに書いてしまいました。
彼らには事務所ビルとか工場とか賃貸アパートとか そういう用途の建物だけに限定してもらって、個人住宅とかの世界には入らせないようにしなきゃな。。まあこれも 設計者としての仕事でもある。




これから 家を建てようとお考えの方。。。いったいどちらを選択しますか?

奥さんの手料理?それとも駅前の牛丼?

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