FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

積水ハウスの事件 ?

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ
財務状況についてですが、

本体の積水ハウスの 中間決算報告を見てみます。インターネットで簡単にダウンロードできます。ご覧ください。
7月までの半期で、7000億円以上売り上げています。トップ企業ですね。
戸建住宅は5000棟以上売り上げています。
ここで、注目しなければならない数字は、「シャーメゾンの売り上げ3000棟以上」という部分です。

シャーメゾンというのは、規格型の低層アパート。4世帯入居できる賃貸アパートです。今回の広島での建築確認偽装事件の舞台となった建物です。

この賃貸建物は、積水ハウス全体の新築物件のうち、新築戸数では約30%程度 売上金額で言うと40%程度を締めているのですね。近年減少傾向にある一戸建て住宅に対して、賃貸アパート部門は売り上げが伸びています。
また、およそ1棟の建物に、4世帯ほど入居しますので、入居率で言うと、全体の約70%はこのシャーメゾンが締めている事になります。

この賃貸アパートは、いわゆる「一括借り上げ方式」での家賃保証方式での、販売です。数ヶ月前に破綻した「キョウ○イ」という会社がやっていた同じ手法ですね。

そこで、今度は 系列不動産会社の 積和不動産の財務状況をチェックしてください。
なんと、平成20年1月での「投資活動によるキャッシュフロー」という項目。この時の経常利益は約60億円程度ですが そのうち約48億円の赤字をここで吐き出しています。この赤字額はこの2年間で 約10倍に膨れ上がっています。

シャーメゾンは、半期で1500億円ほど売り上げていますが 全て一括借り上げではありません。地元の小さな不動産会社、また企業の社宅として販売される事もありますので、どの程度の割合が この積和不動産の管理になっているのかは、この財務状況からはわかりません。

ただ、1つ言える事は、
積水ハウスは、積和不動産の一括借り上げ方式を使い、表面上の売り上げを確保しているに過ぎないということです。現実の積和不動産は本業での利益で、賃貸空室の赤字額をなんとか、吸収しているだけの会社で、この一括借り上げの比率は、1年ごとに約10%程度ずつ上昇しています。

今回の広島の建築確認偽装事件の、クライアントは 建物を一旦解体して建て直すといっても、予定された家賃保証を予定通りに受けられれば、別にいつ建物が完成しようが 全く関係ないのですね。おそらく当初数ヶ月間は、建物が完成もしていない、入居も誰もしていないにもかかわらず、クライアントに家賃保証分が振り込まれているはずです。

積和不動産の財務状況は この1年でかなり逼迫した状態になっています。
積和不動産が不調になれば、本体の30%の売り上げが自動的に減少するわけですから ある瞬間から一気に企業の再編・解体・分解へと進んでいく可能性は否めません。







スポンサーサイト

コメント

 

コメント

 
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

Powered by FC2 Blog

FC2Ad


Copyright © 悪徳業者に気をつけろ!建築業界の裏側をお話します All Rights Reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。