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4号特例の廃止

建築関係者なら、戦々恐々としているでしょう 4号特例の廃止の時期について。
これまで、数年の間、地域に根ざした中小の工務店の首を絞めるような 法規制が次々と出来てきました。瑕疵担保 性能表示 など、どれもハウスメーカーに有利に働く法改正。
今回の4号特例の廃止が、どうもその中で もっとも強烈な締め付けになりそうです。

私の予想では、廃止された以後は、個人設計事務所は淘汰され、合併・廃業に追い込まれ
中小の工務店の中でも、1-2人で親子でやっているような小さな工務店は 新築工事をあきらめざるを得ない事になるかも知れません。

でも、逆に 私はこう考えます。

大手ハウスメーカーは かなり大きく 先行きに不安を持っている 証拠なのです。
もともと、最大手の積水ハウス社でさえ、朝から晩までテレビCMを垂れ流し、営業マンをごまんと抱え、休みも無く販売広報発動を行っていますが、建築全体のシェアとしては、私の記憶では4-5%程度でしかありません。ハウスメーカー全社の合計をしても 全体の20%程度しかシェアがありません。

日本のあらゆる 物品の中で、これだけ宣伝費を掛けても売れない商品は、この「住宅」しかありません。しかも、今後は人口減少・リサイクルブーム・環境保護・リフォームブームと、スクラップアンドビルドをもっとうとする、大手ハウスメーカーには厳しい環境が待っています。

どう考えても、この先 大手ハウスメーカーが成長する市場は無いのです。(最近では中国に進出したほうが儲かるようです)これを考え、各社は政治家に献金などして働きかけ、大手メーカーが存続できるような法改正を進めているのです。

まじめに経営施工されている中小の工務店の方々。私はこの4号特例の廃止に、そんなに恐れることは無いと思います。
まず、これだけ宣伝費を掛けて売れない ハウスメーカーの住宅というのは、ユーザーに完全に否定されたも同じです。日本の建築主はそんなに馬鹿じゃないのです。全体の80%の方々は ハウスメーカで建てません。

この4号特例の廃止になった後は、手抜き工事をやっている不真面目な設計士・工務店は確かに淘汰されて無くなるかもしれませんが、注文建築をちゃんと施工している会社なら まったく問題ありません。

もともと、注文建築の設計は木材の品種・サイズ・構造断面・接合方法まで入念に検討されて 手作りで木材を加工して施工していく手法をとっているわけですから、特例が廃止になってもこれをそのまま続けていくだけの事なのです。
※構造はよくわからないから、プレカット屋に頼もう!!とやっている会社はいけません。

また、設計も 構造・設備・仕様書とこれまで通り 懇切丁寧に図面を書いている設計事務所なら なんの心配もありません。これまでの仕事を続けていくだけです。
※構造・設備を無視した デザイン事務所はだめです。

この4号特例が廃止された後は、私の考えでは
本当に能力のある設計士、技術のある工務店だけが 生き残り これまでに見られなかったような すばらしい建物達が 町にあふれるのではないか?とさえ思っています。にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ







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