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2008年3月31日の ビフォーアフター

2008年3月31日放送の大改造劇的ビフォーアフターについて


設計者の方には、申し訳ありませんが 何件かおかしな点を見ました。

・そもそも、解体をして、建物の構造が明らかになった時点で リフォーム方針を変更するのは
 設計者として十分なの?白蟻に関しては致し方ないとは思いますが その他の筋交いの位置
 基礎GLの高さなどは、解体する前でも予想が出来たことじゃないか?
 解体工事をして、異常を見つけ改修した工事費は、誰の負担なの?

 そもそも、リフォームって 建物の異常を発見してそれを改善するための工事なんじゃないかな?
 解体後に工事の内容が変わるって事は、よく建物を見ていない証拠ですね。

・駐車場の土間コンクリートを破壊して 15cm下げてコンクリートを打った とありますが。。。
 駐車場の排水はどうするつもりなんでしょうか?
 おそらく、前の高さは 全面道路より少し高くなっていたはず。駐車場内部に雨が侵入しても
 排水されます。15cmも下げたら 最悪の場合プール見たいになるのではないかな?

・鉄骨の大黒柱??屋根を支える と言っていましたが よく見ると。。。
 屋根の母屋方向と逆の 多分3寸角くらいの「添え木」に取り付けられていました。
 これでは、屋根の加重はまったく鉄骨柱にかかりません。これは完全な間違いですね。
 鉄骨を支える 基礎コンクリートも 見る限り相当貧弱なものです。

・金沢の可動式屋根の雪下ろしを自らしていましたが、よく見ると。。。。
 近隣の住宅の屋根には、ほとんど雪が残っていませんでした。このお宅の この屋根にだけ
 雪が堆積しています。
 屋根勾配の計算ミス?もしくは 日照がほとんど得られない所の屋根をガラスにして
 サンルームとしたのか?

主な 気になる点はこのくらいでしょうか?

これら、単に設計者の方の責任と言うわけではないかもしれません。
番組の構成 エンターテイメント性を重視して TVショーとして製作させているわけですから 
設計者の方のコメントも、自分の意思で言っているのか?台本があるのか?これはわかりません。

番組はこれからも放送をされると思いますが、チェックをしていきたいと思っています。
揚げ足を取るという気持ちではなく、多くの施主さんに少しでも 参考になればと思っています。

***********
番組では 彼らのことを「リフォームの匠」 と称されていますけど、これは一級建築士という国家資格を持っていない リフォームデザイン設計士が 多いからですね。
今回の設計者の方は 見る限り資格を持っておられるように見受けました。

建築士の資格を持っていない、「リフォームの匠」に仕事を依頼するのは、
十分注意が必要です。
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地球温暖化 対策の建物について

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地球温暖化の対策をして 二酸化炭素がほとんど発生しない住宅だということで、ハウスメーカーなどが
最近 新聞広告に大きく宣伝しています。

まあ、だまされませんように。。。

もともと、ハウスメーカーの建物は、それを製造する段階において 巨大な二酸化炭素を排出しているのですね。完成して住み始めたら二酸化炭素は出ませんよ、と言っても それを建築する工事において 逆のことをしているわけです。

構造は 軽量鉄骨造 パネル工法。これらを製作する過程においても 普通の木造住宅と比較して莫大なCO2を排出します。営業マンの活動 宣伝広告費 などの経済活動も いわば CO2の垂れ流し状態とも言えます。
皆さんが 実際に家を建てる時に 一生懸命働いて貯金した工事費3000万円のうちの1/3も メーカーの広告宣伝費、会社の役員報酬へと消えていくわけです。まさにCo2の垂れ流しですね。

普通の木造注文住宅ですと、中小の工務店大工さんなどは 利益をとっても数パーセント。
実際に支払うお金は、そのほとんどを マイホームの資材費 工事の職人さんへの給与として支払えます。中小工務店なら、プレファブパネル工場のような巨大な工場も必要とせず、小さな店舗・人員で会社運営が可能です。

大手メーカーがアセンブリのように仕様している、ソーラーパネル発電、エコキュート給湯、高気密高断熱、自然素材、ペアガラスなどは、特に大手だから仕様でき省エネだ、と言うわけではなく、もともとアセンブリなわけですから、中小の工務店の注文建築なら これらを設備することは大手メーカーよりさらに簡単です。

大きく新聞広告を出している 会社が 優良会社なのではないのですね。

もともと、エコキュート・天然素材なんて 各建築資材の中で新商品が開発された後は、よく中小の工務店でモニターとして、これらが販売されて その状況をみて 大手メーカーが採用するというパターンが多いです。

大手メーカーが 華々しく「新商品○○を開発しました!」と広告する時期には、中小の工務店では もう1年も前から それを採用済みだったりする訳です。

家を建てようとする、建築予定の皆様は 
地球温暖化を抑えたいのなら、こういった大手には頼まずに、中小の工務店に頼むべきと私は思います。にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ



悪徳 建築デザイナー

私も、もう慣れてきて、一目で「あーこの設計士。。インチキだー」とわかるようになりました。

建築予定の皆様も、お気をつけください。

共通点は
・図面はCADではなく、イラストレーターとかの画像処理ソフトを使ってカラーで提出する。
・図面に寸法はほとんど書いていない。
・仕様書を書かない。
・イラストだけで、寸法も仕様も未定なのに、いきなり積算してほしいと言う。
・色鉛筆でパースは、上手に書く。
・現場で仕様を決めるとき、最終決断をしない。
・安い材料を手配できます。という。

といった感じです。

これから家を建てようという 建築主の方々にも、

きらびやかで、デザイン性があるが、寸法も仕様も金額もまったく見えない図を
提出してくる、設計士には 気をつけてくださいね。

坪単価

建物の 建築坪単価? これは、そもそも、土地の売買の時に坪単価を通例で使いますので、これの流用ですね。

最近では、どのハウスメーカーも建築会社も 施工坪単価30万円前後で表示されるのは 普通になってきました。
先日、大手「Mハウス」の建築現場を見る機会があり、思い切って職人さんにざっくばらんに聞いてみました。

「日当は、いくらくらいもらっているの??」
「1日 7000円位にしかならんよ・・・・・」

正直 寒気がしました。おそらく建築主の人は 坪単価で言うと50万円も60万円も支払っていると思われる豪邸です。でも、実際に働いている職人さんには1日7000円程度しか支払われていないとは・・・・

工事の施工値段の標準単価みたいなものは、「積算資料」 「建築工事単価」という形でまとめられて 雑誌として普通の本屋さんで売られていて、これを見ると最近の資材の価額や、施工の値段も その地域別に詳しく載っています。
ただ、これは建築主が支払う施工単価で、実際に施工する人には この値段は支払われていないのですね。元請・下請・二次下請。ハウスメーカーの営業マンの給料・テレビCM宣伝費などが差し引かれてしまいます。

それにしても 1日7000円は かなり異常です。1ヶ月休みなく30日働いても、24万円にしかなりません。おそらく手取りだともっと少ないでしょう。こんな給料では、子供を育てる事も難しいくらいだと思います。

私は仕事として積算もします。工事は安いに越したことないですが、適正価格を考えます。この仕事をして大工さんは喜んで仕事するだろうか?メーカーは多少なりとも儲かって 新商品の開発費用が出るだろうか?各下請け業者は 利益を上げ繁栄し、法人税も支払えるだろうか?
そんな適正価格を求めています。

さらに、実際に施工する職人さんに報酬という形で お金が行き渡るだろうか?をチェックします。
これは、建築主さまにとって 決してボッタグリでもなく、安い金額になると思っています。
その為にも、「積算資料」などの雑誌は欠かせません。
高い金額は、「これ高いですよ」 安い金額には「これで、本当に十分な工事が出来るのか?」
とチェックを入れます。

建築の積算は 本当に難しい作業なのです。施工の手順も必要な材料数もその実際の取引価額もすべて知らなければなりません。にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ


たとえば、クロス工事やペンキ塗装工事
実際には、職人さんの1日の日当と、材料費で支払わなければいけません。
クロスや塗料は0.1?という単位で購入仕入れは出来ません。
50?と、49.5?では 0.5?の差はあっても、本当に実際の工事にかかる費用は同じなのです。
0.5?少ないから、500円安くなる と思ったら間違いなのです。


4号特例の廃止

建築関係者なら、戦々恐々としているでしょう 4号特例の廃止の時期について。
これまで、数年の間、地域に根ざした中小の工務店の首を絞めるような 法規制が次々と出来てきました。瑕疵担保 性能表示 など、どれもハウスメーカーに有利に働く法改正。
今回の4号特例の廃止が、どうもその中で もっとも強烈な締め付けになりそうです。

私の予想では、廃止された以後は、個人設計事務所は淘汰され、合併・廃業に追い込まれ
中小の工務店の中でも、1-2人で親子でやっているような小さな工務店は 新築工事をあきらめざるを得ない事になるかも知れません。

でも、逆に 私はこう考えます。

大手ハウスメーカーは かなり大きく 先行きに不安を持っている 証拠なのです。
もともと、最大手の積水ハウス社でさえ、朝から晩までテレビCMを垂れ流し、営業マンをごまんと抱え、休みも無く販売広報発動を行っていますが、建築全体のシェアとしては、私の記憶では4-5%程度でしかありません。ハウスメーカー全社の合計をしても 全体の20%程度しかシェアがありません。

日本のあらゆる 物品の中で、これだけ宣伝費を掛けても売れない商品は、この「住宅」しかありません。しかも、今後は人口減少・リサイクルブーム・環境保護・リフォームブームと、スクラップアンドビルドをもっとうとする、大手ハウスメーカーには厳しい環境が待っています。

どう考えても、この先 大手ハウスメーカーが成長する市場は無いのです。(最近では中国に進出したほうが儲かるようです)これを考え、各社は政治家に献金などして働きかけ、大手メーカーが存続できるような法改正を進めているのです。

まじめに経営施工されている中小の工務店の方々。私はこの4号特例の廃止に、そんなに恐れることは無いと思います。
まず、これだけ宣伝費を掛けて売れない ハウスメーカーの住宅というのは、ユーザーに完全に否定されたも同じです。日本の建築主はそんなに馬鹿じゃないのです。全体の80%の方々は ハウスメーカで建てません。

この4号特例の廃止になった後は、手抜き工事をやっている不真面目な設計士・工務店は確かに淘汰されて無くなるかもしれませんが、注文建築をちゃんと施工している会社なら まったく問題ありません。

もともと、注文建築の設計は木材の品種・サイズ・構造断面・接合方法まで入念に検討されて 手作りで木材を加工して施工していく手法をとっているわけですから、特例が廃止になってもこれをそのまま続けていくだけの事なのです。
※構造はよくわからないから、プレカット屋に頼もう!!とやっている会社はいけません。

また、設計も 構造・設備・仕様書とこれまで通り 懇切丁寧に図面を書いている設計事務所なら なんの心配もありません。これまでの仕事を続けていくだけです。
※構造・設備を無視した デザイン事務所はだめです。

この4号特例が廃止された後は、私の考えでは
本当に能力のある設計士、技術のある工務店だけが 生き残り これまでに見られなかったような すばらしい建物達が 町にあふれるのではないか?とさえ思っています。にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ







アセンブリ住宅

最近の住宅は、アセンブリー、オプション的な販売をされています。
建物は 本来不動産ですので、その固体自体が持つ性能で評価されなければいけないと思います。

今の販売形態は、全部オプション形式。お客さんにはわかりやすいけど、
基本性能を粗末に扱っていませんか?
電化住宅・ペアガラス・カーテン・エアコンもついている!!という感じです。
建物を作る、とういうよりは、あれとこれを組み合わせて、というような作り方。

昔、自動車の大手メーカーが 車の衝突安全性能を表示するのに、
○○○というアルファベット3文字のキーワードを決め、そのテレビCMで

「こんどの、わが社のニューモデルには、衝突安全性能○○○がついている!!」

と宣伝していましたが、なんとも違和感があります。
衝突安全性能って?その車本体が持つ基本性能みたいなもので、
「ついている!」と表現するのは?おかしいのではないでしょうか?
ついているのでは、なくて
基本からそういう設計をしました。というのが正解ではないかな?

家も同じです。





工事の価格

家を1件建てるとき、坪単価とか、いろんな価格表示があります。

家を建てる人にとっては、建築工事の積算書なんて 見てもよくわからないし
難しい内容で、これが安いのか?もしかしたらボッタグリの値段なのか?
判断が出来ませんよね。

工事って請負業なので、施工者は契約金額にあわせて 工事をすることが
出来ます。
たとえば、床材は(A)という製品で 契約上とは変わらないけど
その下地を、契約金額が安かったのでと、薄い物に変更しても、住む人にはわかりません。

たとえば
ペアガラス標準装備!!とあっても
実際には ペアガラスにも厚みがいろいろあります。もっとも薄いペアガラスだと
やはり、そんなに断熱性能はありません。

まじめな、工事会社なら 濃密で重厚な積算書を提出してきて
そこには、下地からガラスの厚み すべての材料の等級・サイズまで
細かく書いていて、自ら手抜き工事が出来ないような形をとっています。

本来は、
建築積算は、ちゃんとこうしなさい、っていう指針みたいなものがありまして
その指針にのっとって積算すると、どの工事会社でも
重厚な積算書になるはずなのです。
公共工事などは、すべてこれに準じて進められています。

積算書が、数枚しかないような工事会社は、
本当は 異常なのです。
















ハウスメーカーの設計士

ハウスメーカーの設計士、または その出身者

出される図面は ホントに薄い中身です。寸法も仕様も まったく記入しません。
 ここはボード下地なのか?下地は何ミリで?仕上げは塗装なのか?
 建具の厚みは?額縁の見込みは?配線はどこを通すの?瓦の割り付けは?

これら ほとんど書きません。

ただ、これは どうもハウスメーカーの意図があって
図面に書いてあった事が、現実になっていなければ
施主さんに、損害賠償の請求ねたになるため、図面はあまり細かい事を
書かないように勤めている のですね。

図面を見る人によって どうにでも自由に解釈できるような 
内容にして、設計者である自分の責任を回避しようとしているのです。

まあ、情けない。同じ設計士として悲しくなります。

安藤さんや、丹下さんの 設計図を見てほしいです。
本当の設計士の図面は、空白の白い部分が少ないほど
ぎっしりと、書かれてあるものです。

私は、設計や積算を依頼して、出来上がった書類が ぎっしり書かれていると
その内容は別として
「この設計士は、ちゃんとしてくれている、また次回も頼みたい」
と思いますが、みなさんどうでしょうか?







ハウスメーカー 出身の建築デザイナー

最近、わたしの仕事の関係で、こういった方々とお付き合いすることが増えて来ました。

多分 ビフォーアフターの影響だと思うのですが 自称建築デザイナーという方が
大変増えてきています。元の職業はというと。。。

・ハウスメーカーの設計担当
・店舗プロデユーサー??
・設備工事店の社長
・建築パース屋さん

などなど、、完全に建築業界とは無縁というわけではないのですが 
テレビの影響か?「これなら私にも出来る」と思われたのか?
本当に増えています。

からくち、建築雑談ですので、あえて言いますが
この方々は一般的に、建築設計図が書けません。
それと、図面を読む事も出来ません。

ただ、フォトショップか、イラストレーターなどの画像処理ソフトを使い
お客さん受けのよい、画像を用意したり、
はたまた、手書きのパースを お客さんの目の前でスラスラ~っと書いてみたり
そういうことは 得意としています。

建築という仕事は、そんなに簡単な仕事ではないと思うのです。
大工10年左官15年 なんて聞きますが
建築設計も、10年15年と 実施設計から構造・設備・監理と
あらゆる経験をつんで やっと1人前だと思います。

ちょっとかじったくらいで、意匠設計、建築デザインなんて出来ませんよ。





ブログ開始です

毎日 建築の仕事に携わっている、1人の一級建築士です。

仕事は、基本設計・実施設計・積算・工事監理・構造設計・設備設計と、
別に不動産関連・建築資材・土木設計・造園設計、、、と、とりあえずは
この仕事に関する 広範囲の業務を行っています。広く深くです。

そういう状況の中で、私が日々感じる この業界のいろんな問題点を
包み隠さず、ブログで表現できたらな、と思っています。

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