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業界の自然淘汰

このブログ 更新は久しぶりですが、意外に建築設計者の方々に好評でして、いろいろメッセージをいただきます。
ここで、御礼申し上げます。これからも 建築業者 設計者の専門家の皆さんでも、なかなか聞くことのできない 話などを書いていきたいな と思います。

今回は 建築業界の自然淘汰について。

今年もまた 各行政の建築工事予算がまとまり、5月位から順次入札・発注が始まっています。年度初めというのは 特に 建設業自体が仕事がなく 遊んでいる状態ですので この時期の競争入札は激しく価格競争にさらされます。

昨今の低額入札は恐ろしいほどです。


行政によっては 予算額の75%~80%以下の入札金額は失格とする。などというルールも設定しているのですが、各社このルールも無視して 予算の65%などという金額を平気で入札し 協議によって落札が決まるケースもあります。


年初の時期まったく仕事をしていない建築会社にとっては、6月の入札を落札できるかできないかは、会社の命運を握っています。受注が決まってしまえば、あとは下請けを泣かせるか 手抜き工事をして工事費を浮かせるかして、なんとか赤字を回避すればいいわけで まず第一に昨年の年度末3月に完成した工事の”手形”決済が6月以降にあるため、どうしても現金が必要なのです。県や市役所の仕事を受注したとなると、前払い金も入金できますし、銀行も融資が下ります。

ここで、落札をできないと、瞬間的に倒産する会社も、実際にあると思います。

ただ、もっと問題なのはこれがスパイラル状態にあることです。

仮に 資金繰りが悪いAという建築会社は とかく無理をして低額で入札を続けます。受注金額は増えていきますが もともとが低い金額なので 利益は上がりません。自転車操業を繰り返していくことになります。

そのうちに、入札金額がいつも2位の建築会社B社の経営状態が傾きます。いくら低く入札努力しても、極端に安い金額でA社が落札していくので、B社は売り上げが上がりません。傾いたB社は 次の入札ではA社に絶対勝つ!といきこんで、もっと低い金額で入札をします。

B社の勢いに、A社は負けもともと自転車操業だったものが停止し、前年まで立派な売り上げを上げていたにもかかわらず、一瞬にして倒産してしまいます。

A社がいなくなり こんどは B社の独壇場とはいきません。B社はA社が倒産した時点でもう 自転車操業の状態です。次から次へと低額入札をしなければいけない状態です。

そのうちに、3位のC社の経営が傾きます。。。。。。というスパイラル。

さらに、A社は倒産したが 経営者が変わり再出発し、また低額入札を繰り返す。というスパイラルも発生します。建築業界に勤める人間にとっては まさにあり地獄です。


本当に昨今の 建築単価はまるで ブラックマンディのようです。”積算資料”なんて雑誌がありますが こんなものまったく意味を持たない最近です。

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悪徳銀行

 この不況の中とはいえ、マイホームを取得したい と予定されている方には、ハウスメーカーも何社もむらがってきますし、同時に 銀行の融資担当者も集まってきます。

この不況で、銀行も厳しい状況なのです。融資して金利を回収することが、銀行の利益ですので、この不況では 貸したくても十分「回収の期待が出来る」方じゃなければ 住宅ローンとはいえ、簡単に借りられない状況です。

個人経営者・個人事業主では 決算書を読み よっぽど毎年安定して利益を上げている方じゃなければ お金は貸してくれません。少し前には 会社の資金繰りに困った経営者達が 住宅ローン・リフォームローンなどを個人で偽装して融資を受け、会社の資金に当てる なんてことをしていたものですから、銀行も用心深くなっています。

ただ、「この方なら十分返済できるだろう」と判断すれば 銀行営業マンは一気に 攻めてきます。

で、悪徳銀行の場合は さらにひどい融資を行います。

ある、Aさんが公務員で、ちゃんと返済できそうだ、と判断すると 必要な融資を行います。その中で、「建築会社はどこか?」 「設計事務所はどこか?」といった 内容を聞き出します。もしくは 建築契約書のコピーを要求します。

その後、この銀行員は、受注先である建築会社・設計事務所へ営業を行います。この建築会社は 普通なら まったく融資出来ないような経営状態。決算書をチェックしても毎年赤字決算を続けているような会社です。にもかかわらず、近い将来受注があることを 認識している銀行マンは この会社に融資を進めます。

毎月の資金繰りに困っている 建築会社は 簡単に融資を受けようと、判断し この銀行マンに申し込みます。ただし、このときの融資金額は ほぼ 上述の 工事受注金額と同じです。

不況の建築会社は すぐ先の受注もあり、さらに融資も受けたとなると、ホッとしますよね。。。。でもここに 悪徳銀行の思惑があります。

この銀行は 見た目には2件の融資を別枠で行ったように見えますが、すべて1連の作業の中で行われています。1件の住宅新築の事業において、建築主への金利と、建築会社への金利を二重取りできるようにしているのです。
 

実際のお金を2度3度動かすことが予想されて、確実に返済も可能と予想されるケース。その動くお金の部分に全て金利を掛けてしまえば たとえ住宅ローンが3%でも、6% 9%と金利を稼げることになります。


これの 最悪のケースでは、
建築会社が ある程度 資金繰りに余裕があり、お金を借りる必要もなく、経営とこの住宅工事を 進められる場合、銀行は 故意に 建築主への融資を遅らせます。「まだ、保証会社の決済が降りないんですよ。。私の力じゃどうしょうもありません。。。」とか何とか言って、融資日にちを 少しづつ遅らせていきます。


建築会社は 工事はどんどん進めます。
そのうちに、建築主さんからの 支払いがだんだん遅れてくると、資金繰りが厳しくなってきます。建築会社は 建築主さんへも お金を要求しますが、建築主さんは 銀行ローンが決済できないという理由で、支払うことができません。

本来なら借りる必要も無いお金を 借りざるを得ない状況に建築会社は追い込まれます。工事途中で倒産となってしまっては 完成して受領するはずのお金も利益も得られませんので 仕方なくそうするのです。




このケース。。。銀行員は建築会社からいい人に見られますよね。会社が苦しいときに助けてくれた人になるわけですから。でも実際には 迅速に 建築主への融資を進めていれば 建築会社は 資金繰りに困る事も無かったわけです。

悪徳銀行なら この程度の作業は 平然と行います。銀行自体もこの不況で厳しい状況なのです。確実に多くの金利を稼ぐには もってこいの手法です。建築会社は間違っても 「いまうちの会社資金繰りが厳しいので、早くお金を支払ってください」と、建築主さんには 言えないですしね。そんな事言うと 受注もなくなります。


建築会社・設計事務所の経営者の方々、どうぞこんな融資には気をつけてください。新規の仕事を受注してすぐに銀行が融資をしてくれたとなると、なんだか自分の会社が 高い評価を受けたのだと 勘違いすると思います。実際は この悪徳銀行の手のひらの中で 泳がされているだけなのです。

対処方法としては、1つに工事の着手を遅らせる。資金が入金してから工事を確実に進めるしかないと思います。


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住宅地盤調査についての 新情報

少し前 地盤調査の会社の 1人の技術者と、「これは 誰にも公表しない約束」で、ある話を聞きました。
この内容を ブログにします。

昨今は 瑕疵担保保証の問題があって、地盤調査は 着工前の必須条件になっています。この調査を行って 地盤の強度を測定し、建築されるであろう構造物の加重を予測し、基礎・杭工事などを設計します。このときに 地盤調査会社は、設計者に 杭工事などの助言・設計補助を行い、この杭施工会社が、建物の基礎に関する 「瑕疵保証」を、建築会社と建築主へ 保証します。

設計者も、施工会社も この地盤調査会社の 保証があるから 自信をもって進められるという事になります。

地盤調査会社は その保証責任を持たなければならないため、調査は非常に入念であり、かつ自社でも保険に加入、助言されるアドバイスも やや 過剰設計気味になります。

ただ、業者同士の過当競争も激しく、あまりに過剰設計気味にすると、施工を受注出来ないため、現在ではほぼ、最小限の費用で抑えられなおかつ、強度も保証できる ぎりぎりのレベルの基礎設計を 進めているのだそうです。


現在では、地盤調査会社・基礎設計会社の 調査~設計~施工に関しては 僕が感じる限りは ほぼ信用できる仕事内容だと 思います。


さて、この技術者の話。

大手ハウスメーカーの 地盤保証の その基準値は、実はこれら地盤調査会社が設定しているぎりぎりのレベルより、実ははるかに低い基準で 基礎を設計しているのだそうです。


つまり、地盤調査会社が現地測定して、「これは 杭工事○○万円を したほうがいい」 と調査に基づいた設計補助を行っても、実際はそれを行わない 会社がかなり多く存在します。この場合 大手住宅メーカーは、この地盤保証を 直接調査した会社に責任を負わせるのではなく、自社の子会社にその地盤保証業務をさせ、建築主へ発行するからなのです。


例えば ある建築主さんでは、

「大手○○社に 地盤調査をさせたら 杭は必要ないといわれたが、地元中堅会社に依頼すると、杭工事が必要と、判断され、価格的にあがるため、大手メーカーに住宅を発注した」

というケースは かなり多くあります。

建築主さんにとっては、「大手住宅メーカーが 杭は必要ありません。保証します」 と言うのだから、まず、心配なく、杭工事なしで、発注する気持ちになります。


ただ、これは 本当は 自社の子会社にその責任を負わせ、本来なら 誰が判断しても 杭工事は必要と思われる土地に 無理やり杭工事なしで、建築しているだけなのです。

もう1つ。

大手ハウスメーカーの中でも、「パナホーム」は 会社のスタイルとして 地盤保証はしっかり行っているのだそうです。この技術者いわく、ほぼ調査会社の設計補助の通りか、それを上回る強度の 地盤補強を行うです。そうする事で、「パナホーム」の多くの営業マンは、よく

「地盤調査したら、他社は(杭工事必要なし)と測定結果が出たたため、工事費の競争に勝てず、受注を逃してしまった」 と嘆いているそうです。



また、大手住宅メーカーが 自社で保証した地盤について、実際その後どうなったか?

この 技術者が「絶対 杭工事をしなければ 大変な事になります」 と助言したにもかかわらず、「うちは自社で保証するから 杭工事なしでいくよ」と施工してしまった住宅のうち 何件も実際に建物が傾き、ピンポン玉が転がるようになり、壁にヒビが発生し、怒った建築主がこのメーカーを訴訟するケースが 実際に何件も起こっています。

もちろん 住宅メーカーは訴訟に勝てず、全て無償で、建物をジャッキアップして基礎を作り直したり、建物を建て直したり、等の工事を行っています。


実は この技術者は、それらハウスメーカーが施工した 実際に傾いた家を修復する工事を 何件も受注しています

やはり、その中でも 大手の○○ハウスの、工事が圧倒的に多いのだそうです。


住宅メーカー各社は 現在やせ細った購買シェア建築主を 死に物狂いで、受注競争、価格競争を行っています。そんな中、地盤の調査、いわゆる不確定要素の多い部分は 価格を抑えるため削減するようになってしまったのでしょう。


これらのメーカーの営業マン・技術者は 地盤の補強については

・もしかしたら 何もせずに10年程度問題ない可能性もある。(確かにそれも可能性はあります)
・家が傾いても、それが保証期間を満了した後になる可能性もある。
・家が傾いても、その度合いによって 建築主が我慢できる、または気づかない可能性もある。
・家が傾いても、建築主が訴訟までは起こさない可能性もある。
・家が傾いても、そのときは 自分は退社しているかもしれない。
・傾いても、近隣の別工事の影響だと、他人に責任を負わせる事もできる。
・保証期間内に、大きな地震があれば、責任を逃れられる。

・それより、今の厳しい不況の中、1件でも受注を取れと、会社からノルマを課せられいている。。。。他社との競合に勝たなくては。。。

こんな、事を考えているのではないでしょうか?
 

この技術者さんは、強く「他言してはならない」と強要されていたのでしょう。私の質問に 顔を歪めながら「絶対誰にも言わないでください」と、話してくれました。もちろん 実話です。

みなさん、どうお考えですか?

大手だから、保証してもらえるから、不良な地盤に 杭工事なしで、安く家を建てる?

もし、心配なら 建築主さん自ら 地盤調査を依頼してその判断を ご自分でされてみてはいかがかと思います。
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竹中平蔵よ

今日は年末休暇という事で、久しぶりにゆっくり時事ネタテレビ番組を見ておりますと、平成の大悪党 竹中平蔵が出ておりました。

ふむふむ。。。彼の発言を おおむね正しく列記します。


①「郵政民営化で、以前より悪くなったところなど まったくないでしょう?」

  この世で最上の悪というのは、自分が悪い事をしている事に気づいていない このような男の事をいうのですね。
 まだ、後ろめたさがありながら犯す犯罪者の方が まだましってことです。

  郵政民営化して、多くの国民がそれを否定し、その後の民主党政権を望んだ という今のこの現実を目にしても、この男はまだ、↑こんな事をテレビ番組で堂々と発言しているのです。
  挙句の果てに 「以前より悪くなった事を具体的に言ってほしい」などと言っています。

  郵政民営化によって 具体的に以前に比較して不便になった点。。
  こんなもの、1つ1つ表現する必要はありません。その結果 自民党は壊滅したのですから。

  真の悪 というのは、この竹中という男や、犯罪をしておいて裁判でまったく反省の色を見せないイカレタ殺人者のような者を言うのです。


② 「新しい郵政の社長は役人出身でしょ?役人に金融のことなんか、わかるわけないじゃないの!」

  これも まったくの失笑ですね。。
  金融をもっともわかっていないのは、竹中、おまえ自身じゃないか。

  おまえが考え出した金融政策で、今、日本は沈没しかかってんだぞ。


  普通の常識のある経済学者なら、自分の起こした経済政策ミスの、責任感に追い詰められとてもテレビに出るような気持ちにはならないだろう。
 普通の人間なら 派遣村の映像をテレビで見れば 自殺さえ考える人もいると思う。

 だが、おまえは違うな。。。今、お前がしている諸行は 完全なる 悪魔の行為だ。


この 竹中という悪魔。。

1つ言える事は、頭の回転はいい。弁論が達者というか、いろんな話題に対して自分の悪行を誰にも感じさせないような、話の切り替えし、論客は立派だと思える。

短い時間の番組の中で、こいつの弁論の揚げ足をしっかり取って 正しく反論が出来る人は少ないだろう。

これが、竹中のいわば 武器。

竹中が発する言葉はテレビ番組の最中には「あーなるほど」と納得させられる場合があるが、実はビデオで後で見直すと まったく めちゃくちゃな発言をしているのだ。瞬間的に盲目的に人をだます事が出来る悪の論客者だ。

番組視聴者は、ぜひ一度、そのように見る機会を設けてほしい。やつの顔がサタンに見えてくると思う。


おそらく、この男を支援している 企業・経営者はこの弁論に洗脳だまされているのだろう。まあ、こいつがやっているこれらの事は 実は、オウムの麻原とまったく同じなのだ。




これからの日本の未来。

まずは 最初に この男の罪を断罪する事から始めなければ 前に進めないような気がする。



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ミカド 倒産

私のつたないブログ 読んでいただいている方には 大変感謝します。
本年は ありがとうございました。来年は皆様に幸福がたくさん舞い降ります様にお祈りします。

さて、私もお正月休暇になりますが ふとインターネットを検索していると。。。

システムキッチンのメーカー ミカド社倒産です。。。(涙)

私も、何度かこのキッチンを採用したことがあります。正直に言うと、採用するケースは 「安いから」というのが多かった。
他のメーカーと比較して、同仕様・同性能で、施工金額は10-20%程度安勝ったのです。




今記憶にあるのは。。

とある建物で、私の方から お施主さんへミカド社のキッチンをお勧めしました。
あるときお施主さんが 工事中の建物を見学したい と言うことでしたので、ミカド社の営業マンに連絡し、

「キッチンの、色・柄・仕様の説明を 現場でして欲しい」と私から依頼しました。

午後1時の約束でしたが、ミカド社の営業マンは大きく2-3時間も遅刻し、携帯を鳴らしても、居留守。。。
お施主さんも時間が無いからまた。。。と帰宅されました。


せっかく、私の方から ミカド社を推薦し、お施主さんにもキッチンの打ち合わせをして欲しいと願い出て、わざわざ工事現場に来ていただいたのです。にもかかわらずです。。。

私も、この建築不況の中、支店統合・営業マンの人員削減・製品の価格競争などの状況は理解しています。おそらくこの営業マンも、安い金額で、広いエリアの商圏を駆けずり回っていたのでしょう。

私も キッチンメーカーを数社 競争させて一番安いメーカーをお施主さんへ
「このメーカーは 安いですが、製品は信頼できます」と紹介した責任もありますので 

「次回の現場では、ちゃんとやってくれよ」と その日は 平あやまりする 営業マンをひどく叱らずに帰しました。


その後 建物完成、お施主さま検査の、各種メーカーの商品の説明会を行ったときです。

この営業マンは 数ヶ月前の事をちゃんと反省をし、
お施主さんへ、なべ・フライパンなどの調理器具を 無料サービスとして贈呈したのです。一見して数万円はするであろう 商品群。。そのキッチンはIHコンロであった為 どれも、それようの調理器具でした。

お施主さんも大変喜ばれ、私自身の評価も上がり信用も受けました。



ミカド社には、こんな配慮のある、優秀な営業マンがいたのです。




彼は 会社が倒産し、今頃どうしているだろうか。。

来年も 建設業界は 厳しいと予想が出ていますが、彼ならまたどこかで建設関係の会社に移り 駆けずり回って元気に頑張っていて欲しいな。。。

ニュースを見て、そんな風に 感慨深くブログにしました。

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